にっしーの投資日記

立会外分売を中心に、投資に関する情報を発信します!

立会外分売 申込の判断基準について

立会外分売に申込をする時の判断基準について紹介していきます。

立会外分売の申込の判断基準について

大きく分けて10個の要素があります。それぞれ紹介していきますね。

目次

1  市場

2  信用区分

3  実施目的

4  分売枚数

5  申込上限

6  割引率

7  前日出来高

8  対株式数比

9  対浮動株比

10 株価調整

11 まとめ

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1 市場

立会外分売を実施する上で人気なのは「東証1部」の会社です。

 

理由としては、元々認知度や信頼性が高いため注目を集めやすいことが挙げられます。

 

また、東証2部やマザーズの銘柄であっても「東証1部への昇格」を目指すための分売であれば人気化はしやすいです。

2 信用区分

信用区分というものには「信用」と「貸借(たいしゃく)」の2種類があります。

 

「信用」という区分だと一般的には空売りができません。

 

「貸借」という区分だと空売りが可能なため、立会外分売が実施される前日に空売りをし、立会外分売に当選することで割引された値段分の「利ザヤ」を得ることも可能になります。

3 実施目的

立会外分売を行う理由としては「株式の流動性の向上」が最も多いです。

 

その他にも「東証1部への昇格要件の充足」などがあり、東証1部への昇格を目指す立会外分売は人気化しやすい傾向にあります。

 

実施目的はほとんどが「株式の流動性の向上」と記載されるため、他の要因からの分析が重要となります。

4 分売枚数

株は「需要」と「供給」によって株価が決まるため、立会外分売によってばら撒かれる株の数が少なければ少ないほど価値が高まります。

 

株は100株単位で売買されており、100株=1枚という数え方をします。

 

そのため、分売枚数が2000枚だった場合は20万株が立会外分売によって売られることになります。

 

ざっくりですが、分売枚数が1000枚未満なら小型、2000~3000枚ほどなら中型、5000枚以上なら大型と思って良いでしょう。

5 申込上限

申込上限は1枚(=100株)から無制限まで幅広いです。

 

申込上限が多い場合は、株式を売り出す側が「とにかく売り払いたい」ということになるため、結果として個人投資家からの評価は悪くなりやすいです。

 

1枚は良い、2~3枚は普通、5枚以上は悪めというように、枚数が多くなれば多くなるほど印象が下がっていきます。

 

6 割引率

立会外分売は、実施される前日の終値から数%割引した価格で行われます。

 

おおむね2~3%の間で決まります。

 

・1%台は論外

・2%台前半は渋め

・2%台後半は普通

・3%以上は良い

 

という感覚で僕は分析しています。

 

仮に終値が1000円で3%の割引だった場合、分売価格は970円となり30円分のアドバンテージを得られることになります。

7 前日出来高

出来高というのは、株式が売買された数量のことです。

 

出来高が多い=株式の流動性が高いということなので、この出来高はとても重要になってきます。

 

分売枚数が1000枚だったとすると、前日の出来高は最低でも700枚ぐらい欲しいですね。

 

前日だけではなく、1週間単位で分析している方もいらっしゃいますが、どれが正解というわけではありません。

 

僕も直近の出来高の全体を見てはいますが、最終的に前日の出来高に重点を置くといった見方をしています。

 

8 対株式数比

語句の意味は「全ての株式中、何%の株式が立会外分売によって売られるか」ということです。

 

株価は需要と供給の兼ね合いによって決まるため、対株式数比の割合は小さければ小さいほど好まれます。

 

立会外分売によって売られる株式の数が少なければ少ないほど希少性が増すからです。

9 対浮動株比 

「浮動株」の意味ですが、「株式市場に流通している可能性が高い株式」という意味です。

 

安定した株主(会社の社長や役員など)に保有されている株式は、基本的に売買されない状態になります。

 

つまり、僕たちのような個人投資家が売買している株を浮動株と呼びます。

 

「頻繁に売買されていて、フワフワと浮いている状態の株式が浮動株」とイメージすると覚えやすいでしょうか。

 

この割合についても、小さければ小さいほど分売される株式の希少性が増すため好まれます。

10 株価調整

様々な要素を見てきましたが、立会外分売が行われる日までの株価の推移が特に重要となります。

 

株価調整とは、株価が下落して落ち着くという意味合いです。

 

・実施目的が良い

・割引率が高い

・前日の出来高が多い

 

といった好条件が重なっていても、株価が高値圏であれば立会外分売をきっかけとして需給が崩壊して損失になる危険性もあります。

 

「直近の高値は何円か」「安値は何円か」「何円から何円の範囲で動いてるか」といったことを分析していくことが求められます。

11 まとめ

立会外分売の申込を判断する際には、以上のような様々な要素を複合的に分析する必要があります。

 

僕のブログでは「事前分析」と「前日最終分析」の2回に分けて記事を配信しているため、ぜひ参考にして頂ければ幸いです!

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