立会外分売の朝の板解説vol.7です。
今回は2020年11月26日に分売が実施された(6319)シンニッタンの解説です!
予想を超える良い結果となりました。
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
①8:19の板
今回の案件は
分売枚数4438枚
前日終値180円
分売価格174円 でした。
前日出来高が4971枚と十分で、期待感がありました。
8時19分の板を確認していきましょう。
青い枠で囲まれた「成売注文」は累計161枚。
赤い枠で囲まれた「成買注文」は累計2160枚。
黄色の枠が分売価格の174円で、96枚の指値買いがあります。
174円というポイントでの売り累計は161枚、買い累計は3099枚なので差し引き2938枚の買いが優勢。
分売枚数が4438枚なので、2938÷4438=66.2%は非常に良い買いのエネルギーだと思いました。
株価自体が買いを入れやすいため、1000株単位での買いも増えてくると思われます。
僕は今回80枚ほどの申込をしました。
②8:45の板
既に申込は締め切られ、分売結果は出ていないのが8:45あたりです。
174円のポイントでの売り累計は207枚、買い累計は3667枚。
差し引き3460枚の買いが優勢です。
今回は非常に買いが強かったですね。
③8:59
決着直前の8:59です!
成売が1772枚、成買が2659枚。
174円のポイントでは買いが2340枚優勢です。
つまり、ここから2000枚以上の売りが出てきても分売価格(174円)で配分を勝ち取った人はマイナスにはならないということです。
買いが強すぎて189円ですら板の均衡がとれていません・・・。
④9:02
なんと、今回は買いが優勢すぎて買い気配でのスタートとなりました!
最終的に、始値は緑の枠の189円となりました。
分売価格が174円なので、配分があった人は1500円の利益に。
前日までは利益が出てもワンコイン(500円)くらいが限界だと予想していたので、良い意味で期待を裏切ってくれました。
まとめ
株価の調整良し
流動性の改善良し
割引率良し
分売価格の水準良し
という良いことずくめの案件でしたが、結果も非常に良好なものとなりました!
引き続き分売案件の予想に注力していくので、よろしくお願いします。
この1つ前に配信した「朝の板解説記事」はコチラ
▷▷▷【立会外分売】朝の板の解説vol.6 (2334)イオレ