にっしーの投資日記

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【 立会外分売 】朝の板の解説vol.3 (4440)ヴィッツ

立会外分売の朝の板について、実際のスクショを使って解説する第3弾です。

立会外分売 朝の板の解説vol.3(4440)ヴィッツ

今回は、2020年5月20日(水)に立会外分売が実施された(4440)ヴィッツを用います。

その時の分析記事はコチラ

▷▷▷【立会外分売の分析】4440 ヴィッツ

 

まだ立会外分売に慣れていない方や、基本的な解説から見たいという方は第1弾、第2弾からご覧ください。

▷▷▷【立会外分売】朝の板の解説をします(初心者向けです!)

▷▷▷【立会外分売】朝の板の解説をします(初心者向けです②)

目次

①8:19

②8:49

③8:51

④8:55

⑤8:59

⑥9:00

⑦9:02

⑧9:03

⑨9:11

⑩11:32

⑪13:23

⑫まとめ

 

①8:19

今回の分売枚数は2000枚で、前日の出来高は438枚でした。

また、前日終値は1395円で分売価格は1339円(-56円)です。

 

大抵の証券会社の〆切である8:20直前の板です。

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成買ー成売は32,200株(322枚)で、分売価格の1339円より上の指値はそこそこあるといった状態。

ちなみに、家でゆっくり参加できる時にはDMM.com証券でフル板を見ています。

 

正直この時点では迷いましたが、割引率が4%でリスクは低いと見て全力参加としました。

②8:49

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成売数が少し増えましたが、大きな変化はありません。

 

8:49の時点では、分売によって配分された株式の売り注文は無いと推測されます。

 

あと数分したら、売り注文が降り注ぎます。

③8:51

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2分足らずで8,500株(85枚)の成売が降ってきました。

 

この成売は、分売によって配分された人々の売り注文であると推測できます。

 

分売枚数は2000枚のため、ここから更に数万単位で成売が出てきますよ~。

④8:55

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4分で更に19,800株(198枚)の成売が降ってきました。

 

指値にも多数の注文が出ています。

 

8:55の時点では奇遇にも成買と成売の数が一致しています。

 

今回の分売価格は黄色で囲んだ1339円のため、9:00までの残り5分で更に売り注文が増えると厳しいようにも見えますね。

 

⑤8:59

 寄付直前の板です。

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分売価格は黄色の枠の1339円、この時点で寄り付くと想定される価格は赤い丸の1344円あたりです。

 

ここから更に8,000株ほどの売りが来ても、分売価格を割り込むことは無さそうですね。

 

しかし、9:00にあることが起きると予想していました・・・。

⑥9:00

起きると予想していたのは「特別売り気配」です。

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前日の終値は1395円で、赤丸の1365円で特別売り気配となっています。その差は30円。

 

実は、株式の売買においては急激な株価変動を回避するために「更新値幅」というものが設定されています。

 

売買成立 更新値幅

今回の前日終値は1395円なので、赤い枠で示した「1500円未満」が当てはまります。

 

そして、値幅は30円となっています。

 

ヴィッツの分売は割引率が4%と良すぎたこともあり、更新値幅となる1365円よりも更に下落した1340円付近に買い注文が集中していました。

 

そのため、8:59時点では分売割れを起こすというリスクはほぼ無かったものの、9:00になった瞬間に特別売り気配という状態になりました。

⑦9:02

2分が経過し買いも売りも増えてきましたが、依然として特別売り気配のままです。

 

ここで1つ浮かんだことがありました。

 

「最初の売りの波を乗りこなしたら、売り圧力が弱まって上昇していくんじゃないか」

 

元々分売価格の1339円を割る可能性は低かったため、保有したまま様子を見ることに。

⑧9:03

ここで寄り付きました。

画像と少しずれていますが寄り付いたのは1345円のため、配分があって成売をした人は600円の利益となりました。

 

ここでの注目は買い板の厚さ。

 

分売価格の1339円よりも上に、数千単位の注文がまとまって置かれています。

 

ここで完全に保有を決意し、引き続き様子を見ることにしました。

 

⑨9:11

じわじわと上昇を続けて1364円まで来ました。

1360円、1361円に少しまとまった買いがあるため保有のリスクも少ないです。

 

しかし、僕はここで大きなミスをします。

 

まだ上昇すると思っていましたが、念のため損益分岐点である1340円に売り指値を置こうと思いました。

 

株価が1364円の時に1340円で売り指値をするのは「逆指値注文」と呼ばれます。

 

現在の株価よりも下落した際に売却するという方法ですね。

 

しかし僕はただの「指値注文」でその入力をしてしまったため、瞬時に約定。

 

自らの意思とは異なる形で2400円の利益確定となりました・・・。

⑩11:32

今回僕は200株の配分があったため、100株を持ち越した状態で前場を終えました。

 

前場が終わった時点での板です。

前日終値と同じ1395円で引けました。

 

ここで注目したのは出来高。分売枚数は2000枚のところ、前場だけで1900枚以上の出来高が。

 

分売で配分されて売りたかった人はある程度売却し終えているため、後場は更に伸びると思っていました。

⑪13:23

予想が的中し、後場もじわじわと上昇となりました。

13:23の時点で1425円。ここまで調子が良いと持ち越しもしたくなりましたが、不安定な昨今の市場でそれをするのは理に適わないと判断し、1420円での利益確定となりました。

 

結果として更に上昇しましたが、自分の判断に後悔はありません(ちょっと悔しいですが笑)

⑫まとめ

最終的に、今回は2400円+8100円=10500円の利益でした。

 

立会外分売は、配分があれば有利な状態で市場に臨めます。

 

これは半年ほど分析をしてきた僕の感覚ですが、立会外分売は「朝の板」が最重要だと考えています。

 

見せ板といって寄付の直前に消えてしまう注文もあったりしますが、成行注文の数や指値の厚さなどから需給を考察することが大切です。

 

今後も分析記事に力を入れつつ、実際に参加した時の記録をこのように残せて行けたらなと考えています!

 

立会外分売の基本を叩き込みたい方は、完全解説をしているコチラをどうぞ

▷▷▷立会外分売とは【 初心者向け 完全解説 】


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