立会外分売分析 9778 昴②
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
株価調整 1
分売枚数 5
申込上限 4
割引率 5
前日出来高 1
最終評価 ★★☆☆☆
【 市場 】
東証JASDAQ
【 信用区分 】
信用
【 目的 】
株式の流動性の向上
【 分売枚数 】
335枚
【 申込上限 】
5枚
【 分売発表日 】
2021年2月9日(火)
【 分売予定日 】
2021年2月17日(水)~2月19日(金)
【 分売発表日 終値 】
4740円
【 分売実施日前日 終値 】
4740円
【 分売発表日 出来高 】
5枚(500株)
【 分売実施日前日 出来高 】
12枚(1,200株)
【 配当金、株主優待 】
120円
クオカード3000円分(2月末)
青森県産りんご3kg(8月末)
【 割引率 】
3.0%
【 分売価格 】
4598円
2021年2月12日(金)6:00配信
✕流動性がかなり低い
△分売案件としてはかなりの値がさ株
〇月末に配当権利日
昴は去年の8月にも立会外分売を行っています
前回は200枚の分売で前日出来高が31枚というヒヤヒヤ状態でしたが、始値で売れば1300円の利益になりました。
今回は1.5倍以上の分売枚数なので更にリスクが増しそうです。
日々の流動性はかなり低く、0枚の日もチラホラ。
分売発表翌日の出来高も21枚止まりとなっており、かなり厳しいですね。
また、立会外分売において値がさ株というのはリスクが上がるため好ましくありません。
分売当日の寄付で思わぬ下落に巻き込まれる危険性をはらんでいます。
板もとても薄いので、今回も安心して参加は出来なさそうな雰囲気。
ただ、2月末に120円の配当があるため一応買い需要はあります。
だからと言って分売参加を決定づけるものではありませんが。
株価の調整も欲しいですが、何よりもまずは流動性の改善。
最後まで流動性の懸念は残ると思われるので、無理に参加する必要はないかも・・・。前回結果も踏まえ、事前評価は★★☆☆☆とします。
2021年2月16日(火)19:30最終分析
✕株価は変わらず
✕流動性の改善も見られず
◯割引率は3%
分売発表日と前日で終値が一致。
全く調整しなかったのは悪印象です。
最大の懸念材料である流動性も改善せず、分売枚数335枚は重いですね。
寄付は不安視されます。
せめてもの救いで割引率は3%に。
値がさ株なので142円もの割引ですが、そこまでのアドバンテージがあっても積極的にはなれません。
朝の板を見て打診となりそうですが、想定利益と損失を比べると後者が高いのでスルーでも良さげ。
最終評価は変わらず★★☆☆☆ですが、消極的な★2つです。