立会外分売分析 9066 日新
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
株価調整 4
分売枚数 4
申込上限 1
割引率 3
前日出来高 5
最終評価 ★★★★☆
【 市場 】 東証1部
【 信用区分 】 貸借
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 1523枚
【 申込上限 】 50枚
【 分売発表日 】 2020年12月10日(木)
【 分売予定日 】 2020年12月17日(木)~12月22日(火)
【 分売発表日 終値 】 1260円
【 分売実施日前日 終値 】 1198円
【 分売発表日 出来高 】 402枚(40,200株)
【 分売実施日前日 出来高 】 1186枚(118,600株)
【 配当金、株主優待 】
56円
優待なし
【 割引率 】 2.42%
【 分売価格 】 1169円
2020年12月12日(土)6:00配信
◎東証1部の貸借銘柄
△分売枚数に対する流動性は足りないが、改善は見込める
〇分売発表日の終値が既に安値圏
東証1部の貸借銘柄なので案件としては上々です。
分売枚数1523枚に対して、直近1ヶ月の平均出来高は400枚を超えるぐらい。
なお、11月30日の出来高は3855枚と突出していますが平均の計算からは除いています。
元々の流動性も悪いわけではなく、貸借銘柄でもあるので流動性については問題ないと思われます。
分売発表日の終値が1260円ですが、既にここ最近の安値圏に踏み入れています。
分売発表翌日は終値が1234円。
分売発表日と比べて株価が26円下落し、下落率は2.06%に。
出来高は644枚でした。
僕は1210円付近まで落ちて来ると思い、1206円に指値を入れていましたが想像以上に耐えました。
この強さが続くのであれば分売価格が1200円を切るとかなり熱いですね。
ちなみに最近の安値は1192円ですが、その前は3月13日の1163円までさかのぼります。
やはり1200円が意識されるラインになると思われます。
このままジワジワ調整しつつ出来高が増えていくと理想的ですね。
事前評価としては★★★☆☆になります!
2020年12月16日(水)19:30最終分析
◯株価は調整し1100円台に
◯流動性も問題ないレベルに改善
◎分売価格がかなりの低水準
分売前日までにしっかり調整し、終値は1198円でした。
節目の1200円を切ったのは良いですね。
貸借銘柄ということもあり、流動性は問題ないレベルまで改善しています。
需給面での心配は無くなりました。
そして一番の目玉が分売価格。
分売価格の1169円は3月13日以来の超安値になりました。
反発の期待大です。
株価が調整していて流動性も改善。
その上、分売価格の水準もかなり良いという案件になりました。
最終評価は一つ繰り上げで★★★★☆とします!
分売結果
前日終値 1198円
分売枚数 1523枚
割引率 2.42%
分売価格 1169円
始値 1200円
高値 1258円
安値 1199円
終値 1257円
出来高 2682枚
記事での評価通り、かなり美味しい結果となりました!
寄りで売れば3100円の利益に。
需給もかなりよく、終始安定した値動きでしたね。
そして後場からは一段高となり、高値引けとなりました。
板や買いの勢いを見つつ、利益を伸ばせるようにしていきたいです。