立会外分売分析 8065 佐藤商事
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★☆☆☆
ペンタゴンチャートの見方の基準についてはコチラ
【 市場 】 東証1部
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 2800枚
【 申込上限 】 3枚
【 分売発表日 】 2020年12月10日(木)
【 分売予定日 】 2020年12月18日(金)~12月24日(木)
【 分売発表日 終値 】 1007円
【 分売実施日前日 終値 】 929円
【 分売発表日 出来高 】 14枚(1,400株)
【 分売実施日前日 出来高 】 674枚(67,400株)
【 配当金、株主優待 】
43円
優待なし
【 割引率 】 2.58%
【 分売価格 】 905円
2020年12月13日(日)6:00配信
×流動性が低く、分売枚数を考えると厳しい状態
〇株価帯としては参加がしやすい
△板が薄い
〇分売価格が900円付近まで来れば反発に期待
今回の分売枚数は2800枚ですが、日々の出来高は100枚ほどです。
分売発表翌日の出来高は395枚で少し改善していますが、信用銘柄のため劇的な改善は難しそうです。
1000円前後の株価で推移しているため、参加はしやすくリスクも限られます。
やはり3000円以上の値がさ株の分売は需給の崩れが発生しやすいので。
9月以降の株価に注目してみると、900円を底値に1097円まで上がる場面も。
安心できる反発ラインは900円と考えられます。
チャートとしては950円以上で推移している期間が長いため、分売価格が950円を下回れば参加を検討しても良さそうです。
とはいえ、出来高が1000枚を超えてこないと需給面での懸念は強まります。
IPOラッシュど真ん中の分売のため、注目としてはかなり薄まりそうですがどこまで存在感を出せるか。
板も心許ないので、改善していくのか見守っていきます。
事前評価としては★★☆☆☆になります!
2020年12月17日(木)17:30配信予定
〇株価は大きく調整
△流動性が厳しい
×買い板が薄い
〇直近で見てみると分売価格の水準は良い
分売発表日の終値は1007円のところ、前日は929円まで売り込まれました。
ただ、流動性はあまり改善せず。
分売枚数2800枚に対して前日出来高が674枚というのは心配になりますね。
加えて、買い板が薄いため分売当日の寄付が懸念されます。
1500枚程度の売りが来ただけで崩壊する危険性もありますが、節目の900円で耐えて欲しいところ。
分売価格が905円になりましたが、これは11月2日以来の安値圏。
直近3ヶ月辺りでの安値圏なのは間違いないですが、春先には700円台で推移していたので900円が物凄く良い訳でもありません。
株価に注目すると何とかなりそうですが、やはり流動性の悪さと板の薄さは気になります。
朝の板を見て最終判断が必要な案件。
最終評価は★★☆☆☆です!