立会外分売の分析 7217 テイン
立会外分売(たちあいがいぶんばい)という投資法について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★☆☆☆☆
【 市場 】 東証JASDAQ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 流動性の向上
【 分売枚数 】 1620枚
【 申込上限 】 50枚
【 分売発表日 】 2020年6月9日(火)
【 分売予定日 】 2020年6月16日(火)~6月18日(木)
【 分売発表日 終値 】 583円
【 分売実施日前日 終値 】 593円
【 分売発表日 出来高 】 1枚(100株)
【 分売実施日前日 出来高 】54枚(5,400株)
【 配当金、株主優待 】
19円、優待なし
【 割引率 】 3.54%
【 分売価格 】 572円
【 分売結果 】
始値 563円(-9円)
終値 567円(-5円)
2020年6月15日(月)20:15配信
皆さんのお気持ちは既に決まっていると思いますが、確認も兼ねてご覧ください。笑
●分売前日終値593円は分売発表日の終値よりも上で宜しくない
●分売枚数1620枚に対して前日の出来高が54枚は絶望的
●割引率3.54%は素晴らしいが、それでも分売価格572円はいまひとつ
当初より懸念されていた株式の流動性は改善されないまま分売を迎えます。
株価も調整しておらず、割引率で誤魔化そうとしている印象。
申込すればかなりの高確率で配分されると思いますが、522円辺りに指値を置いて引っ掛かるのを待った方が利益になるような気も・・・。
そして最悪なことに6月15日の日経平均株価は700円以上の下げとなりました。
地合いも悪いのでかなりリスクが高まっています。
明日の朝のチェックはしますが、分売には参加せず下に指値を置くかもというレベルです。
総合評価は文句なしの★☆☆☆☆となります。
2020年6月10日(水)19:15配信
今年1番の問題児となる予感です・・・。
●大口の売却意向による立会外分売
●分売枚数1620枚に対して、分売発表日の出来高はなんと1枚
●申込上限が50枚であることから、相当売り払いたいという意思を感じる
●分売発表翌日の6月10日は出来高急増&ストップ高に
今回の分売は6月10日現在、相当難しいと感じています。
とにかく流動性に欠けており、出来高0(全く売買されず)の日も。
4月下旬には6営業日連続で出来高0という恐ろしい記録が・・・。
分売枚数1620枚は一般的な枚数ですが、この流動性とのアンバランスさが半端じゃありません。
申込上限が50枚というのも、参加者側からすると印象が悪いです。ジャブジャブです。
悩ましいことに、分売発表翌日はなんとストップ高。
出来高も252枚ということで、これまでと比較すると劇的に改善しています。
しかし、操作的な買いが入っている危険性もあります。
株価が600~700円辺りなので、やろうと思えばできなくはありません。
今の時点では怪しさで満ち溢れているため、11日と12日の動きに注目したいと思います!