立会外分売の分析 7071 アンビスホールディングス
立会外分売(たちあいがいぶんばい)という投資法について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★☆☆☆☆
ペンタゴンチャートの見方の基準についてはコチラ
【 市場 】 東証JASDAQ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 流動性の向上
【 分売枚数 】 3000枚
【 申込上限 】 100枚
【 分売発表日 】 2020年5月11日(月)
【 分売予定日 】 2020年5月18日(月)~5月25日(月)
【 分売発表日 終値 】 3565円
【 分売実施日前日 終値 】 3145円
【 分売発表日 出来高 】
94枚(9,400株)
【 分売実施日前日 出来高 】
1052枚(105,200株)
【 配当金、株主優待 】
6円、優待なし
【 割引率 】 2.0%
【 分売価格 】 3082円
【分売結果】
寄付 3115円(+33円)
終値 3070円(-12円)
2020年5月16日(土)11:30最終更新
分売前日の15日(金)は大きな動きがありました。
寄付と同時に急騰し、一時3690円をマーク。10分ほどで一気に鎮火し、その後は売られに売られました。
そして終値は前日から315円(9.1%)も下落した形に。
●前日に大きく調整
●出来高は最近の中では断トツで多い1052枚まで改善
という想定よりも良い部分がある一方で、割引率はきっかり2%という渋い状態です。
純粋に株価が大きく下落したせいだとは思いますが、立会外分売の投資家としてはかなり心証が悪くなりました。
分売価格の3082円は今年になってからの最安値ではありますが、安心しての参加は難しいと感じています。
立会外分売は実施当日の需給の影響がとても大きいので、短期目線では厳しいかも知れません。
中長期目線だと3500円辺りまで戻すことも十分考えられるため、個人の考え方によって参加スタンスが大きく変わってくることでしょう。
僕個人としては、分売銘柄を長期で持つスタイルではないので、参加スタンスとしてはかなり消極的な★☆☆☆☆とします。
また、いつものように当日の朝の板はチェックします!
立会外分売の朝の板の動きについて、実際のスクショを用いた記事もあるので参考までにどうぞ。
▷▷▷【立会外分売】朝の板の解説をします(初心者向けです!)
2020年5月13日(水)6:00配信
久々の立会外分売が来ました!
が、各要素を見ていくとなかなか難しい案件となりそうです。
今回は箇条書き中心で分析していきますね。
・市場はJASDAQなので注目度は低い部類
・分売枚数3000枚はやや重ため
・ここ一ヶ月の出来高は1日200枚程度で、100枚を割り込む日も普通にあるため捌けるかが心配
・申込上限100枚(=10000株)はシンプルに怖い
・株価が3000円台なのでやや手が出しにくい
・配当が低く株主優待も無いため、株価の下支えに乏しい
全体的として、好ましい要素はほとんどありません。
今のところ一番の懸念は分売枚数3000枚に対する出来高の少なさです。
分売発表翌日である12日(火)の出来高は少し増えましたが、それでも246枚ということで全然足りていません。
・株価の推移としては、高値を4000円として3400~3700円のボックス相場
・直近では4月22日につけた3200円が最安値
となっています。
今のところは
1に出来高、2に出来高
3、4に出来高
5に調整
ぐらいの勢いだと感じています。
分売前日となる15日(金)までの様子を見ていきましょう!
それにしても、申込上限100枚は驚いたなぁ。