立会外分売の分析 7033 マネジメントソリューションズ
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★★☆☆
【 市場 】 東証1部
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 東証2部への指定替え猶予期間に突入
それを回避するための株主数の充足
【 分売枚数 】 1000枚
【 申込上限 】 1枚
【 分売発表日 】 2020年7月6日(月)
【 分売予定日 】 2020年7月14日(火)~7月20日(月)
【 分売発表日 終値 】 1364円
【 分売実施日前日 終値 】 1257円
【 分売発表日 出来高 】 1353枚(135,300株)
【 分売実施日前日 出来高 】 1801枚(180,100株)
【 配当金、株主優待 】
無配
保有株に応じてポイントが付与され、食品や電化製品などと交換可(10月末権利日)
【 割引率 】 2.55%
【 分売価格 】 1225円
2020年7月13日(月)20:30配信
〇分売前々日、前日の株価は上昇したが全体としては調整している
◎分売枚数1000枚に対する流動性は文句無し
△割引率は最近の分売の中ではやや悪い
〇分売価格1225円は7月に入ってからの安値圏なので、反発が望める
本日は寄りで一気に崩れ、1173円の安値をつける場面もありましたが、地合いの良さにも引っ張られて高値引けとなりました。
分売前日の引け付近に買いが入ることが続いてますが、果たして戦略としては使えるのでしょうか。
今のところ、僕はするつもりはありません。
全体として安定した分売になると思われるので、配分されて寄りで売却した場合はほぼ確実に利益になるでしょう!
今回は全力参加とします。
2020年7月8日(水)6:00配信
△現在は東証1部だが、株主数が足りていない分を充足するための分売
〇分売枚数1000枚のところ、分売発表日の出来高は1353枚で十分
◎6月中旬以降、出来高が1000枚を切った日がないため流動性は文句無しの状態
〇株価は上昇傾向だが、最近は調整気味
今回の分売目的は少し特殊です。
東証1部の条件に「株主数が2200名以上」というのがありますが、現在の推定株主数は1600名前後。
600名ほど不足している状態ですが、今回の分売で1000人の株主が増える見込みです。
(実際にはそこまで増えませんが)
投資先としての魅力があれば必然的に株主数は増えるので、配当を実施したり株主優待を拡充したりして欲しいところですね。
ただ、分売枚数に対する現在の流動性は申し分ありません。
何せ、6月中旬以降で出来高が1000枚を切った日がありませんからね。
1000枚程度の分売は難なく飲み込めるので、立会外分売の案件としては問題ないです。
株価は6月22日に年初来高値の1548円をつけるほど上昇していますが、現在は少し落ち着いて1300円台後半で推移しています。
分売価格が1300円を下回れば熱いですが、そこまで調整するでしょうか。
事前分析の時点での総合評価は★★★☆☆とします!