立会外分売分析 6543 日宣
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
株価調整 1
分売枚数 5
申込上限 4
割引率 4
前日出来高 4
最終評価 ★★★☆☆
【 市場 】
東証JASDAQ
【 信用区分 】
信用
【 目的 】
株式の流動性の向上
【 分売枚数 】
200枚
【 申込上限 】
6枚
【 分売発表日 】
2021年1月19日(火)
【 分売予定日 】
2021年1月26日(火)~1月28日(木)
【 分売発表日 終値 】
1271円
【 分売実施日前日 終値 】
1303円
【 分売発表日 出来高 】
3枚(300株)
【 分売実施日前日 出来高 】
133枚(13,300株)
【 配当金、株主優待 】
42円
優待なし
【 割引率 】
2.99%
【 分売価格 】
1264円
2021年1月22日(金)6:00配信
✕流動性が悪い
〇日足チャートの向きは右肩上がり
〇分売枚数が200枚なので流動性が少し改善すれば行けそう
今回は分売枚数が200枚と超小型ですが、流動性が非常に悪い案件です。
定期的にこのパターンの分売が来ますよね。
日足チャートはなかなかに汚く、流動性が悪いことをしっかりと示しています。
ただ、全体としては右肩上がりのため流動性が悪いながらも良い傾向です。
分売発表日の出来高はたったの3枚ですが、前日までに改善すれば戦えなくはないと思います。
分売発表翌日は37枚、翌々日は34枚の出来高なのでできれば100枚に近づいて欲しいところ。
ちなみに、分売発表後から株価は上昇しています(1月21日終値現在)
さすがに前日までには調整が入ると思いますがどうなるでしょうか。
分売価格は1100円台へ突っ込むのが望ましいですね。
事前評価は★★☆☆☆とします!
2021年1月25日(月)19:30最終分析
✕株価は調整せず
◯流動性は問題ないレベルまで改善
◯割引率3%
◯分売価格は25日移動平均線で支えられる形に
分売発表から当日まで4営業日を挟みましたが、終値ベースで見ると4連続で高騰しました。
こんなことってあるんですね・・・。
完全な想定外です。
問題だった流動性は改善しています。
分売枚数200枚に対して前日出来高は133枚でした。
割引率がしっかり3%あったのは良かったです。
株価的にはもっと割引して欲しいところですが。
39円の割引がされていますが、株価が高騰したこともあって分売価格の1264円は安値圏ではありません。
ただ、1264円付近には25日移動平均線があり、それに支えられる形になりそうです。
あまり買いが入らなくても下値は限定的だと思われます。
株価が調整すれば尚良かったですが、流動性が改善しており日足チャートも上向きなので分売には参加で良さそうです。
ただ、200枚はかなり当たりにくいことと、見込める利益額が2000〜3000円のため最終評価は1つ繰り上げの★★★☆☆とします!
分売結果
前日終値 1303円
分売枚数 200枚
割引率 2.99%
分売価格 1264円
始値 1300円
高値 1309円
安値 1287円
終値 1287円
出来高 254枚
200枚というプレミア案件でした。
流動性が改善したこともあり、分売当選者はどこで売っても利益になる好案件。
1300円前後の株価帯で4000円近い利益が出るのは嬉しいですね。
ただ、株価の動きとしては軟調でセカンダリー組にとっても利が乗らない形に。
分売枚数が少ない案件は当たると美味しいですが、その後の流動性が再び固まる可能性も高いので買いを入れにくいですね。
いつか200枚レベルの分売に当選できるような強者になりたい。