立会外分売の分析 4481 ベース
立会外分売(たちあいがいぶんばい)という投資法について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★☆☆☆
【 市場 】 東証マザーズ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 流動性の向上
【 分売枚数 】 2700枚
【 申込上限 】 1枚
【 分売発表日 】 2020年6月19日(金)
【 分売予定日 】 2020年6月26日(金)~6月30日(火)
【 分売発表日 終値 】 5400円
【 分売実施日前日 終値 】 5160円
【 分売発表日 出来高 】 2434枚(243,400株)
【 分売実施日前日 出来高 】 1429枚(142,900株)
【 配当金、株主優待 】
47円、優待なし
【 割引率 】 2.98%
【 分売価格 】 5006円
【 分売結果 】
始値 5000円(-6円)
終値 4955円(-51円)
2020年6月25日(木)20:30 最終分析
●株価は少し調整(分売発表日終値から-240円)
●前日出来高1429枚は分売枚数2700枚に対して可もなく不可もなく
●値がさ株で割引率がほぼ3%なのは良い
●分売価格は5000円に乗っかっているが、分売発表後の安値圏
株価は一時5700円まで高騰しましたが、前日に調整しました。
まあ、25日の地合いを考えたら当然の下げかも知れませんが・・・。
流動性は期待ほど改善せず、前日の出来高は分売枚数の53%ほどに。
悪くはありませんが、値がさ株ということを踏まえてもう少し改善して欲しかったです。
割引率はしっかり3%で問題ありませんね。
分売価格は5006円なのでもう一押しあれば良かったですが、それでも分売発表後の安値近辺ではあります!
値がさ株の分売は地合いの影響を受けやすいので、26日に起きた時のダウと日経平均先物の状態は確認しておきたいところ。
25日に分売が実施されたシノプスも、地合いさえ良ければまとまった利益が見込めましたがかなり苦しい結果となりました。
25日の夜の段階では申込をしたいと思える案件ではないため、翌朝に判断します。
一応、売れ残りが発生して思いもよらぬ利益になる可能性もありますが。笑
ただそのようなイレギュラーに賭けるのは危険なため、ここは慎重にいきましょう。
何より値がさ株ですしね。
2020年6月21日(日)9:10配信
●6月12日に第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について
①売上高53億9400万円⇒60億300万
②営業利益9億4000万円⇒12億400万円
③最終利益6億4200万円⇒8億500万円
というトリプル上方修正を出し、株価は高騰
●6月の出来高は少ない日だと400~500枚ほど、多い日だと2000枚を超えている
●分売枚数が2700枚のため、2000枚前後で安定して欲しい
●分売発表日の6月19日(金)に年初来高値5590円をマーク
●株価の落ち着きと流動性安定がカギか
2019年12月に上場してから上下を繰り返していましたが、3月23日に上場来最安値1950円をマークしてからはヨコヨコ期間を経て大きく上昇。
6月12日の上方修正を受けて株価は年初来高値まで高騰しています。
ちょっと高騰し過ぎですね・・・。
6月19日の終値が5400円ということで、分売銘柄としてはかなりの値がさ株になります。
また、ベースの分売が実施予定の6月26日はちょうど立会外分売ラッシュの最終日となるため、分売投資家の疲れも出てくるかも知れません。
もしかしたら、みんなが6月24日(水)実施のサイバーセキュリティクラウドに参加するかも知れませんし。笑
▷▷▷【立会外分売の分析】4493 サイバーセキュリティクラウド
ひとまず株価が4000円台に戻ってくるのを待ちたいと思います。
流動性についても、2000枚以上まで増加してくれることを期待。
今のところ、リスクが高い案件との分析になります。