立会外分売の分析 4440 ヴィッツ(2回目)
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
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【 市場 】 東証マザーズ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 2020年7月31日に東証1部への昇格が決定
それに伴う東証1部の形式要件の充足
【 分売枚数 】 1600枚
【 申込上限 】 2枚
【 分売発表日 】 2020年7月13日(月)
【 分売予定日 】 2020年7月21日(火)~7月28日(火)
【 分売発表日 終値 】 2255円
【 分売実施日前日 終値 】 2218円
【 分売発表日 出来高 】 953枚(95,300株)
【 分売実施日前日 出来高 】 1839枚(183,900株)
【 配当金、株主優待 】
4円、優待なし
【 割引率 】 4.0%
【 分売価格 】 2129円
【 分売結果 】
始値 2171円(+42円)
終値 2219円(+90円)
2020年7月20日(月)16:30 最終分析
〇分売前日の終値(2218円)が分売発表日の終値(2255円)よりも下である
◎分売枚数1600枚に対して、前日出来高1839枚は完璧
◎割引率4.0%も完璧
◎分売価格2129円は7月9日以降の最安値
前日となる20日の始値は2200円でしたが、一時2336円まで高騰するという大誤算。
大引けにかけて更に買いが来たら厳しいと思っていましたが、結果的には落ち着いてくれましたね。
分売発表日よりも株価は下げており、流動性も文句なし。
割引率もピカイチの4%のため、分売価格は2129円となり非常に安心感があります。
5日移動平均線をガッツリ下回っているので、株価の浮上も十分見込める状態。
2200円付近の株価の分売で89円の割引は相当良い、良すぎます。
毎度のことながら市況は気になりますが、今回は利益案件としてかなり堅いと分析しました。
期待も込めて、総合評価は初の★★★★★とします!!
2020年7月16日(木)6:00配信
◎東証1部への昇格が決定
〇元々流動性は悪くなかったが、分売発表後は分売枚数1600枚を大きく超える出来高に
△東証1部への昇格が発表された翌日(14日)は高騰。15日は調整した
△前回の分売時と比べて株価は大きく上昇している
ヴィッツはおよそ2ヶ月前の5月20日にも立会外分売を実施しています。
ちょうど僕の誕生日の日で、分売の神様からのプレゼントなのか2枚の配分がありました。笑
その時の記事はコチラ
前回の分売発表日の終値は1440円。今回の発表日の終値は2255円なので、かなり高騰している状態での分売となります。
ただ、今回は東証1部への昇格が決まった状態での分売。
その期待感から発表日の翌日は大きく高騰しました。地合いもかなり良かったですしね。
さすがに短期的に上げすぎたせいで15日は調整しています。
流動性は問題ないため、後はどこまで調整して実施になるかだと思います。
7月9日に年初来高値2648円をつけているという過熱感なので、分売発表日の安値である2164円辺りが分売価格になってくれたら有り難いです。
現実的には2200円台中頃が分売価格かなと思いますが、それでも利益が期待できる案件だと分析しています。
当日まであと3回の市場を挟むので、推移を見守りましょう!
事前分析での総合評価は少し「4」寄りの★★★☆☆です。