立会外分売の分析 4440 ヴィッツ
立会外分売(たちあいがいぶんばい)という投資法について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★★☆☆
【 市場 】 東証マザーズ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 東証一部への昇格要件の充足、流動性の向上
【 分売枚数 】 2000枚
【 申込上限 】 2枚
【 分売発表日 】 2020年5月12日(火)
【 分売予定日 】 2020年5月20日(水)~5月25日(月)
【 分売発表日 終値 】 1440円
【 分売実施日前日 終値 】 1395円
【 分売発表日 出来高 】 94枚(9,400株)
【 分売実施日前日 出来高 】 438枚(43,800株)
【 配当金、株主優待 】 4円、優待なし
【 割引率 】 4.0%
【 分売価格 】 1339円
【 分売結果 】
始値 1345円(+6円)
終値 1427円(+88円)
2020年5月19日(火)19:00最終更新
●分売前日はしっかり調整(-2.78%)
●出来高もやや改善
●割引率4%は文句なし
●地合いも回復傾向
●分売価格の1339円は5月の安値
状況としてはなかなか良いですね!
個人的には2000円くらいの利益予想です。
申込をした状態で明日を迎え、朝の板が問題なければGOします!
2020年5月15日(金)15:30配信
今回も最初は箇条書きで分析していきます。
●東証一部への昇格を見据えた分売なのは良い
●分売枚数(2000枚)や申込上限(2枚)は普通
●最近の出来高は150枚程度のため、分売枚数2000枚に対する流動性は物足りない
●分売価格はおおよそ1350円前後のため、参加自体はしやすい価格
●配当が低く株主優待も無いため、株価の下支えに乏しい
現在の流動性は物足りなく、配当や優待といった株主還元も乏しいです。
しかし、分売目的や分売枚数、推定される分売価格的には参加するリスクは高くないと見えます。
今年1月からの日足チャートをご覧下さい。
今年の始まりには2300円前後だった株価が、新型コロナウイルスによる市況の悪化も受けて暴落となりました。
3月13日には年初来安値となる851円まで下落しています。
その後はやや回復傾向にあり、分売を発表した5月12日の終値は1440円となっています。
直近1ヶ月での安値が1200円なので、理想としてはこの値に近づいて欲しいところ。
現実的なラインとしては、1340円まで調整&3%割引で分売価格が1300円といったところでしょうか。
もちろん地合いにも依りますが、今のところは参加のスタンスで問題ないと思います。
来週の月曜・火曜での出来高向上と株価の調整に期待しましょう!