立会外分売の分析 4428 シノプス
立会外分売(たちあいがいぶんばい)という投資法について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★★☆☆
【 市場 】 東証マザーズ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 東証1部昇格条件の充足
【 分売枚数 】 1200枚
【 申込上限 】 1枚
【 分売発表日 】 2020年6月15日(月)
【 分売予定日 】 2020年6月25日(木)~6月30日(火)
【 分売発表日 終値 】 1822円
【 分売実施日前日 終値 】 2123円
【 分売発表日 出来高 】 528枚(52,800株)
【 分売実施日前日 出来高 】 878枚(87,800株)
【 配当金、株主優待 】
共になし
【 割引率 】 3.01%
【 分売価格 】2059 円
【 分売結果 】
始値 2060円(+1円)
終値 2040円(-19円)
2020年6月24日(水)20:45 最終分析
●6月22日、23日は大きく調整したものの、分売発表日から見たらかなりの株価上昇に
●前日の出来高は878枚。分売枚数1200枚に対して満足はできないが、改善はしている
●割引率3%は安心材料
●分売価格2059円は分売発表日~前日の株価のちょうど狭間のため、どちらに動くか予想がやや難しい
●最近の地合いを考慮すると、利益になる可能性は高いと推測
分売発表翌日から19日までドーンと株価を上げてしまいましたが、少しは調整してくれました。
出来高も改善が見られるので良い感じです。
そして安心の割引率3%。
最近は「割引率3%」が分売の良し悪しを決めるラインになっていると言っても過言ではないと思います。
ただ、今回の分売価格2059円は直近の高値と安値のちょうど間の位置なので、分売価格割れの危険性も0ではありません。
それでも、6月に入ってからの立会外分売の調子はかなり良いため、今晩のダウや日経平均先物に大きな崩れがない限りは利益案件になると分析しました!
2020年6月21日(日)6:00配信
●東証1部昇格を目指す分売で◎
●分売枚数1200枚に対して、分売発表日の出来高は528枚でまずまず
●6月1日にシノプスの需要予測・自動発注ができるクラウド「sinops-CLOUD」のリリースを発表し、翌日の株価は大きく上昇
●その後は調整するも、19日には大幅上昇
●その19日につけた2290円の高値は直近3ヶ月の中での最高値
●3月3日にも分売を実施しており、その時は
①600枚の分売
②分売価格が2131円
③実施日始値が2186円
④5500円の利益
という好結果であった
年初来高値の3535円を1月23日にマークしましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて3月19日には1051円の年初来最安値をマーク。
2ヶ月足らずで株価は3分の1になりました。
そこからは回復傾向にあり、6月1日のIRで上に飛んでいます。
今回の分売枚数は前回の2倍となる1200枚ですが、更なる流動性の改善が期待されるため大きな問題にはならなそうです。
最近の立会外分売は調子が良く、ある程度流動性が保てていれば利益になる可能性が高いです。
株価が上がり過ぎないことを願いつつ、出来高が1000枚付近で安定することを期待していきましょう!