立会外分売分析 4334 ユークス
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★☆☆☆
ペンタゴンチャートの見方の基準についてはコチラ
【 市場 】 JASDAQ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 5000枚
【 申込上限 】 20枚
【 分売発表日 】 2020年10月5日(月)
【 分売予定日 】 2020年10月12日(月)~10月16日(金)
【 分売発表日 終値 】 448円
【 分売実施日前日 終値 】 396円
【 分売発表日 出来高 】 14枚(1,400株)
【 分売実施日前日 出来高 】 2928枚(292,800株)
【 配当金、株主優待 】
10円
優待なし
【 割引率 】 2.78%
【 分売価格 】 385円
2020年10月9日(金)19:00 最終分析
◎株価が想定以上の調整
〇分売前日の出来高は問題ないレベルまで改善
〇割引率は及第点
〇分売価格がしっかりと安値圏に
元々は旨味のない案件だと感じていましたが、株価が想定以上に調整したため一考の余地アリとなりました。
分売前日は40円(9.17%)の下落となり、一気に300円台まで落ちてきた状態に。
流動性への懸念がありましたが、前日に限って言えば問題ない水準まで改善しています。
あまりの急増のため、AIなどによる無為な売買で水増しされている可能性もありますが・・・。
大きな調整にも関わらず、割引率は2.78%に。
3%がひとつの目安ではありましたが、大きく株価が下げているのに2.7%辺りというのは頑張った方ではないでしょうか。
結果として、分売価格の385円は5月19日以来の安値に。
分売当日の売り圧力はかなり強まると思いますが、なんとか戦えるレベルの案件にはなったかと思います。
需給面でのリスクが残るため積極参加はしにくいですが、数枚打診程度で参加はしてもいいかなと。
総合評価は★☆☆☆☆から★★☆☆☆へと1つ昇格です!
2020年10月8日(木)6:00配信
△分売枚数が5000枚と多い
×流動性が非常に悪い
〇株価が500円以下なので参加、セカンダリーはしやすい
分売枚数が5000枚と多いため、分売実施によって売り圧力が高くなります。
また、流動性が悪く7月以降のほとんどの日で100枚を下回っています。
今のままだと分売による大幅な需給悪化は避けられません。
そして注目すべきは日足チャートの推移。
7月以降は450~460円の見事なレンジ相場となっています。
上値は重く、分売実施後に500円を超えるのは相当な買いエネルギーを必要とするでしょう。
頑張って良い点を挙げるとすれば「株価が安いこと」に尽きます。
損失リスクが限定されるため気軽に参加でき、セカンダリーでプチお小遣いも狙えます。
ただ、取れる利益も知れているため事前分析の段階では不参加でも良いかなという印象です。
評価は★☆☆☆☆とします。