立会外分売分析 3341 日本調剤
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★☆☆☆☆
ペンタゴンチャートの見方の基準についてはコチラ
【 市場 】 東証1部
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 9600枚
【 申込上限 】 100枚
【 分売発表日 】 2020年11月17日(火)
【 分売実施日 】 2020年11月24日(木)
【 分売発表日 終値 】 1691円
【 分売実施日前日 終値 】1560円
【 分売発表日 出来高 】 271枚(27,100株)
【 分売実施日前日 出来高 】 2320枚(232,000株)
【 配当金、株主優待 】
25円
自社優待券1500円分(3月、9月末)
【 割引率 】 2.95%
【 分売価格 】 1514円
2020年11月21日(土)6:00配信
△分売枚数が多い
×流動性が足りていない
×申込上限が100枚
〇株価の調整はややしている
〇分売価格の1514円は7月3日以来の安値
まず始めに、他のサイトやブログにて黒い噂(事実)を目にしましたが、僕の記事では単純に数字だけを扱った分析をしていきます。
その点だけご承知おき下さい。
今回の分売枚数は9600枚ということで、案件としては相当の規模となります。
そして、分売前日の出来高は2320枚なのでかなり不十分な状態。
加えて、申込上限が100枚なので当日は売りが出やすく上値は重たいことが想定されます。
この時点でなかなかリスキーだと思います。
分売発表から前日までに131円(約8%)調整しているので、下げ幅としてはそこそこです。
割引率もほぼ3%により、分売価格の1514円は7月3日以来の安値となりました。
4か月半ぶりの安値と聞くと突っ込みたくなりますが、やはり流動性の不足さと申込上限の多さが気になります。
明らかに上値が重たいと想定される分売は思わしくない結果になる危険性が高いため、最終評価は★☆☆☆☆とします!
朝の板次第ではありますが、その板もあまり良さげではない予感がします。