立会外分売分析 3150 グリムス
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★☆☆☆☆
ペンタゴンチャートの見方の基準についてはコチラ
【 市場 】 東証2部
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 東証1部への昇格条件の充足
【 分売枚数 】 8780枚
【 申込上限 】 8枚
【 分売発表日 】 2020年9月15日(火)
【 分売予定日 】 2020年9月25日(金)~10月2日(金)
【 分売発表日 終値 】 1609円
【 分売実施日前日 終値 】 1595円
【 分売発表日 出来高 】 469枚(46,900株)
【 分売実施日前日 出来高 】 3184枚(318,400株)
【 配当金、株主優待 】
14.5円
優待なし
【 割引率 】 1.94%
【 分売価格 】 1564円
2020年9月24日(木)18:40 最終分析
△株価の変動が激しい
△流動性も満足には改善せず
×割引率が論外の悪さ
〇分売価格は8月以降の安値圏
分売発表翌日は暴騰
2日かけて調整
翌日は暴騰
そして分売前日は暴落
ということで株価の変動が非常に激しい分売となりました。
立会外分売において株価の変動が激しいのは好ましくありませんね。
前日出来高は3184枚まで増えましたが、分売枚数8780枚を考えるとまだ物足りなく感じます。
そして最悪なのが割引率。1.94%は話になりません。
本日の暴落を受けての数字だとは思いますが、そもそも分売前々日が高騰し過ぎていただけなので・・・。
唯一の救いは、分売価格の1564円が8月以降の安値で間違いないことです。
ただ、8780枚の売り圧力はなかなかに厳しい。
明日は事実上のIPO4社同時上場日でもあるため、こちらは見向きもされず買い手がいない危険性もあります。
利益の可能性は0ではありませんが、挑戦するリスクは高いですね。
2020年9月22日(火)6:00配信
◎東証1部への昇格を目的とした分売
△分売枚数8780枚に対する流動性は足りず
〇分売発表日の終値1609円は直近2ヶ月の安値圏
東証1部への昇格を目指す分売が来ました!
15日に発表されたので、翌日の16日は高騰するかなと思っていたら見事に高騰。
しかし、17日と18日の2日間でしっかり戻りましたね。
流動性は悪いわけではありませんが、分売枚数8780枚はかなり重たいです。
最近の出来高は
多くて2000枚ちょい
おおむね1000枚くらい
500枚以下の日もある
ということで改善が求められます。
8月からの日足を見てみると、8月3日に1930円をつけてからは下げ基調。
8月28日には1492円まで落ち込みましたがやや持ち直しています。
分売発表日の終値1609円は直近のやや安値圏に位置していますが、分売枚数が重たいので果たして耐えられるかどうかといったところです。
この枚数でこの株価帯なので、売れ残りの可能性もあるかも知れませんね。
どちらにせよ、まずは流動性の向上が必須です。
株価もこのまま調整して1500円台半ばまで来て欲しいですね。
23日、24日の動きは要チェックです。
事前評価は★★☆☆☆とします。