立会外分売分析 2924 イフジ産業
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
※今回は文字表記(5段階評価)
株価調整 5
分売枚数 3
申込上限 4
割引率 4
前日出来高 4
総合評価 ★★★☆☆
【 市場 】 東証1部
【 信用区分 】 貸借
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 3000枚
【 申込上限 】 5枚
【 分売発表日 】 2020年11月10日(火)
【 分売予定日 】 2020年11月18日(水)~11月20日(金)
【 分売発表日 終値 】 936円
【 分売実施日前日 終値 】802円
【 分売発表日 出来高 】 64枚(6,400株)
【 分売実施日前日 出来高 】 1548枚(154,800株)
【 配当金、株主優待 】
22円
たまごギフト券3枚(300円分)3月と9月が権利月
【 割引率 】 2.99%
【 分売価格 】 778円
2020年11月17日(火)21:30最終分析
◎株価は大幅調整
◯流動性もある程度改善
◯割引率も問題なし
◯分売価格がしっかりと安値圏
分売発表日の終値は936円でしたが、前日終値は802円ということでしっかり調整しました。
懸念材料だった流動性も、なんとか及第点までは改善。
株価が調整したにも関わらず、割引率もほぼ3%と文句なしです。
分売価格は8月以降の安値801円を目標にしていましたが、それを大きく下回る778円となったので底値感もあります。
当日の朝の気配が最終判断とはなるものの、想定よりも良い条件が出揃った印象です。
事前評価より★1つ昇格で、最終評価は★★★☆☆とします!
2020年11月13日(金)6:00配信
◎東証1部の貸借銘柄
×流動性がとても悪い
〇経常利益が11%増で2円の増配あり
11月で2回目の東証1部かつ貸借銘柄の案件です。
残念ながら1回目のOCHIホールディングスは散々な結果に終わっています。
本来であれば東証1部の貸借銘柄は好結果になる確率が高いですが、流動性がそこまで改善しなければなかなか難しいですね。
分売枚数が3000枚のところ、ここ最近の出来高は平均して20枚ほど。
全くと言っていいほど足りていませんが、分売発表翌日は575枚まで改善。
OCHIホールディングスの結果を踏まえると、前日出来高は1500枚ほどは欲しいところです。
11月に発表した決算では、経常利益が11%増となり配当も20円から22円と増配しています。
このコロナ禍で業績が上向きなのは良いですね。
貸借銘柄ということで空売りも視野に入ると思いますが、最近の分売を見ていると踏みあげられる危険性も高そうです。
今の時点では、8月以降の安値の801円辺りが目標の分売価格となります。
株価の調整よりも流動性の改善が望まれる!
事前評価は★★☆☆☆です!