立会外分売分析 2375 ギグワークス
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
株価調整 1
分売枚数 3
申込上限 1
割引率 3
前日出来高 5
最終評価 ★★★☆☆
【 市場 】
東証2部
【 信用区分 】
信用
【 目的 】
株式の流動性の向上
【 分売枚数 】
2500枚
【 申込上限 】
50枚
【 分売発表日 】
2021年3月16日(火)
【 分売予定日 】
2021年3月24日(水)~3月26日(金)
【 分売発表日 終値 】
2866円
【 分売実施日前日 終値 】
2950円
【 分売発表日 出来高 】
2909枚(290,900株)
【 分売実施日前日 出来高 】
5791枚(579,100株)
【 配当金、株主優待 】
8円
子ども商品券1000円分orビットコイン1000円分
(4月、10月権利月)
【 割引率 】
2.51%
【 分売価格 】
2876円
2021年3月19日(金)6:00配信
◎流動性は抜群
△株価は高値圏
✕分売発表後に株価は高騰中
今回の分売枚数は2500枚ですが、分売発表日の出来高は2909枚。
なんと既に分売枚数以上の流動性となっています。
3月の出来高はおおよそ3000枚前後で安定しているため、流動性の懸念はありません。
ただ、株価は3月3日に上場来高値となる3600円をつけており高値圏。
そして驚いたのが分売発表後に株価が大きく高騰しているということ。
分売発表2日後となる19日には220円(+7.62%)の高騰になりました。
分売発表の前日に子会社関連のIRが出たことが影響しているのでしょうか。
地合いの影響も当然あると思いますが。
余談ですが、分売の理由に「将来的にはプライム市場への上場を目標としております」と書いてありますね。
ここはまだ東証2部なので、ちょっと気が早くないですかね?笑
プライム市場なんて言葉が出たらつい買っちゃう人がいないでもない気が。
ひとまず、流動性の懸念はないので株価が調整してくれることに期待です。
分売価格は75日移動平均の2790円辺りを下回って欲しいところ。
事前評価は★★★☆☆です。
2021年3月23日(火)19:30最終分析
✕株価は上昇しての実施
◎流動性はこの上なく良好
△分売価格の水準は特に良くない
分売発表日の終値は2866円のところ、前日終値は2950円。
発表からまさかの4連騰となっていましたが、前日はさすがに調整しましたね。
それでも株価は上昇しての実施のため、あまり好ましい状態ではありません。
ただ、流動性は今年一番良いと言っていいレベルです。
分売枚数2500枚に対して前日出来高が5791枚なので、分売枚数に比べて2倍以上もの出来高があります。
寄り後にガクンと底割れするリスクは少ないと予想します。
分売価格に目を移すとこちらは平凡。
株価が上昇したことに加え、割引率も2.5%と平凡だったため美味しいラインまでは来ていません。
全体としては、流動性の高さのおかげでやれる案件かなと思います。
よほど地合いが悪化したり板が崩壊したりしなければ大丈夫との見方です。
最終評価も変わらず★★★☆☆とします!