立会外分売分析 2334 イオレ
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
★★☆☆☆
ペンタゴンチャートの見方の基準についてはコチラ
【 市場 】 東証マザーズ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 1140枚
【 申込上限 】 10枚
【 分売発表日 】 2020年10月12日(月)
【 分売予定日 】 2020年10月20日(火)
【 分売発表日 終値 】 3200円
【 分売実施日前日 終値 】 1998円
【 分売発表日 出来高 】 7067枚(706,700株)
【 分売実施日前日 出来高 】 3628枚(362,800株)
【 配当金、株主優待 】
無配
優待なし
【 割引率 】 3.00%
【 分売価格 】 1938円
2020年10月19日(月)19:30最終分析
先にお伝えしますが、僕が独自に作成しているペンタゴンチャートの大きさに惑わされないで下さいね。笑
◎株価が大幅調整
〇流動性も問題なし
〇割引率3%
×強い下落トレンド
×前回決算は赤字、11月の決算も期待はできない
2020年の立会外分売で最も難易度が高いかも知れません。
まずは日足を見てみましょうか!
黄色の線が分売価格1938円のラインです(ちょっとずれてますが)
3925円で天井をつけた後は下落の一途。
分売発表日の終値は3200円で前日終値は1998円なので1202円の下落。
下落率にすると約38%です。
ただ、それにも関わらず割引率がピッタリ3%なのは良い意味で裏切られました。
分売発表以前より流動性は問題なく、前日までも十分です。
しかし、懸念されるのはなんと言ってもこの下落具合。
本当にどこで下げ止まるか読めません。
また、8月発表の決算が悪く、11月の決算も劇的な改善は無さそうなので材料に乏しいです。
ここまで株価の変動が激しい分売も珍しいですね。
明日の始値はまさに神のみぞ知るといった感じ・・・。
さすがにオススメはできない案件ですが、分売が当たれば利益になる可能性もあります。
分売には参加せず寄付から様子を見て、反発の兆しがあれば買ってみる・・・というのも手です。
ハイリスクなのは間違いなく、リターンについては未知数です。
参加するかどうかは明日の朝次第ですが、大変興味深いです!
2020年10月16日(金)6:00配信
×株価は9月30日から大暴騰
◎分売枚数(1140枚)に対する流動性は申し分なし
◎分売発表を受けて株価が大暴落
8月に入ってから1100円台~1400円台後半で推移していましたが、9月30日から猛烈な高騰を見せました。
これは仕手株ですよね・・・?
10月9日には年初来高値となる3925円に。
分売発表日の10月12日には-340円(9.60%)の調整をし、その後も調整が止まりません。
10月15日の終値は2210円となりました。
分売発表日の終値からほぼ-1000円・・・!
10月から流動性がかなり向上しており、2000枚を切った日がありません。
5000枚を超える日もあり、年初来高値を更新した日はなんと約18000枚。
分売枚数が1140枚なので、流動性の懸念は全くないと言っても良いレベルです。
少し気になったのは分売予定日が10月20日の一本決めであること。
立会外分売では実施予定日に数日間のゆとりを持たせるのが一般的なため、「何としてもこの日に売り切る」という意思を感じます。
16日、19日の動きを踏まえて最終判断をしますが、現時点では★★☆☆☆とします。
今のところハイリスク&ハイリターンの予感です。