立会外分売分析 1450 田中建設工業
立会外分売(たちあいがいぶんばい)について、初心者向けに詳しく解説した記事はコチラです
※今回は文字表記(5段階評価)
株価調整 5
分売枚数 3
申込上限 1
割引率 5
前日出来高 1
総合評価 ★☆☆☆☆
【 市場 】 東証JASDAQ
【 信用区分 】 信用
【 目的 】 株式の流動性の向上
【 分売枚数 】 2000枚
【 申込上限 】 50枚
【 分売発表日 】 2020年11月12日(木)
【 分売予定日 】 2020年11月25日(水)~11月27日(金)
【 分売発表日 終値 】 2500円
【 分売実施日前日 終値 】2090円
【 分売発表日 出来高 】 17枚(1,700株)
【 分売実施日前日 出来高 】 153枚(15,300株)
【 配当金、株主優待 】
45円
優待なし
【 割引率 】 3.01%
【 分売価格 】 2027円
2020年11月24日(火)21:15最終分析
◎株価は大きく調整
✕流動性がかなり厳しい
◯割引率は問題なし
✕板が非常に薄い
分売発表日の終値は2500円のところ、前日は2090円まで調整しました。
約17%の調整は凄いですね。
しかし流動性は厳しく、前日でも153枚しかありません。
分売枚数2000枚を捌くのは至難の業です。
加えて、板も非常に弱いので朝の売り圧力によっては売り気配がかなり長引くと予想されます。
割引率が3%あり分売価格は2027円と安値圏ではありますが、24日に実施されたランサーズの結果からも分かるように流動性が足りないと危険ですね。
底割れ懸念から売れ残りが発生したり、安値で仕込みたいという長期目線の参加者が多かったりしたら別ですが、リスクを取りたくない人はスルーで良いと分析しました。
最終分析も★☆☆☆☆とします!
2020年11月15日(日)13:00配信
×流動性が悪く、分売枚数2000枚は重たい
◎11月12日発表の2Q決算では、前年同期比96.2%の増益
△株価はやや高値圏
分売枚数は2000枚ですが、日々の出来高は20枚を下回ることが多くなっています。
この傾向はずっと続いているため、分売による需給バランスの崩壊が懸念されます。
分売と同日に発表した決算は前年と比べて大きく増益となっており、発表翌日は94円(3.76%)も高騰しました。
しかし分売による需給悪化は避けられないため、調整はすぐにやってくることと思います。
株価の推移としては、8月から大きく高騰し8月25日に2990円をつけて頭打ち。
やや下げながら動き、分売発表日の終値は2500円でした。
7月の上旬は1500円台で動いていたため、現在の株価は少し高く見えます。
8月11日に窓を開けて大きく高騰していて、その日の安値が2102円なのでこの辺りまでは調整して欲しいです。
流動性が悪い上に株価も高値圏ということで、リスクとしては高い案件になります。
分売実施の25日まで少し間があるので、どれくらい改善していくか観察していきましょう!
事前評価は★☆☆☆☆です!