立会外トレード分析 4832 JFEシステムズ
株価調整 4
分売枚数 3
申込上限 3
割引率 5
前日出来高 2
最終評価 ★★☆☆☆
【 市場 】
東証2部
【 信用区分 】
信用
【 目的 】
株式の流動性の向上
【 トレード枚数 】
2500枚
【 申込上限 】
10枚
【 トレード発表日 】
2021年1月7日(木)
【 トレード予定日 】
2020年1月14日(木)
【 トレード発表日 終値 】
3290円
※前場終了後にトレードを発表し、前場終値は3235円
【 トレード実施日前日 終値 】
2951円
【 トレード発表日 出来高 】
95枚(9,500株)
【 トレード実施日前日 出来高 】
506枚(50,600株)
【 配当金、株主優待 】
100円
優待なし
【 割引率 】
3.02%
【 トレード価格 】
2862円
2021年1月10日(日)6:00配信
✕トレード枚数に対する流動性が乏しい
✕流動性が乏しいのに加え、板も非常に薄い
△トレード前日にハイカラを仕込めれば行けるかも
今年初の立会外トレードが来ました。
立会外分売とは異なり、立会外トレードはSBI証券のみで実施されます。
今回のトレード枚数は2500枚ですが、トレード発表日の出来高は95枚。
大引けではなく前場終わりに発表しているのにも関わらず、流動性はほぼ改善しませんでした。
今のままの流動性だと厳しいと断言せざるを得ません。
ただ、不思議なことに株価はほとんど調整せず。
トレード発表日は一時的に下落しましたが、長い下ヒゲをつけて3180円を底に反発。
結果的に陽線を描いています。
2500枚のトレードを受け止められる流動性ではないため、個人的にはすぐに3000円を割ると予想していましたが、今のところ外れています。
現在の株価が高値圏ではないため、あまり反応していないのでしょうか。
板も非常に薄く、9日引けの板には52枚の買いしか存在していません。
売りも48枚しかないため、板はスカスカの状態と言えます。
さすがにトレード前々日&前日は動きがあると思うので、実施前日にハイカラを仕込めれば意外と美味しいかも知れません。
あくまでも実施されればのお話ではありますが・・・。
ヘッジをせず、普通に申込するのはかなりのリスクが伴う案件です。
事前分析の時点での評価は★☆☆☆☆とします。
12日(火)の株価と出来高が非常に気になります。
2021年1月13日(水)18:45配信
◯株価はしっかり調整
✕流動性が不足している
△やはり板は薄く心許ない
◎分売価格の水準は抜群
トレード発表日の終値は3290円のところ、前日は2951円ということで339円の調整が入りました。
先週調整しなかったのが信じられませんでしたが、トレード前々日と前日でそこそこ調整しましたね。
ただ、前日の出来高は506枚。
トレード枚数が2500枚なのでおよそ20%分しかありません。
立会外分売、トレードにおいては当日の寄付が最大の注目ポイントとなりますが、流動性が足りていない案件は悪い結果になることが多いです。
流動性の悪さに加えて、板も薄いままなのも心配です。
しかし、割引率がしっかり3%あったことでトレード価格の2862円は4月22日以来の安値水準。
約9ヶ月振りの安値圏なのはかなりプラスになります。
総合的に見て安心はできませんが、朝の板を見た上で打診程度の参加をするのはアリだと思います。
トレード価格の良さに頼る案件となり、最終評価は1つ繰り上げの★★☆☆☆とします!
トレード結果
前日終値 2951円
トレード枚数 2500枚
割引率 3.02%
トレード価格 2862円
始値 2865円
高値 2889円
安値 2863円
終値 2875円
出来高 1752枚
一度もトレード価格を割り込まない、最良の結果となりました。
流動性の懸念はありましたが、トレード価格が9カ月振りの安値水準だったのが大きかったですね。
立会外分売・トレードにおいては「株価の水準」「出来高(流動性)」が主要な項目となりますが、やはり安値圏にあるというのは反発に強い影響を与えています。
数日後は2900円台後半まで浮上もしているので、セカンダリーでも数千円が見込めた案件です。