にっしー短観vol.13のキーワードは「投資環境の違い」です!
2020年7月10日(金)
日経平均株価終値 22,290.81円 (前日比-238.48円)
投資環境の違い
今週のにっしー短観は相場や個別銘柄ではなく、「投資環境」という個人によって変わるものについて書いていきます。
投資環境の例ですが、
・資金量
・口座数
・ザラ場を見られる時間
・許容リスク
などなど、細かく挙げればキリがありません。
Twitterやブログでは
「今日は3万円の利確です!」
「今週は20万も含み損が増えました・・・」
「今年はIPOが3つも当選しました!」
というように具体的な数値の報告が多く見られますが、それをどう受け取るかは自分自身の投資環境によって左右されると思います。
資金が数千万円の人は20万円の含み損増加くらいでは何も動じないと思いますが、資金が100万円の人は青ざめるレベルのダメージでしょう。
一人で4~5つの証券口座しかない人は年に3つの当選なら万々歳ですが、4人家族でそれぞれが10つの証券会社から申し込んでいる人からしたら物足りないかも知れません。
また、大半の人は本業と並行して投資をしているので、市場が開いているザラ場を常に見れるわけではありません。
常に市場を見ている方がやれることの幅は広がる(と思っている)ので、この時間をどれくらい確保できるかも1つの大事な要素です。
色んな例を出して来ましたが、話の結論としては
「他人と比べても仕方ない」
という1点に尽きます。
最近、僕自身が他人の損益報告によって感情を振り回されていたので、落ち着く意味も兼ねて記事として書いてみました。
投資環境は本当に人それぞれ。
投資資金が500万円もなく、立会外分売とIPO中心の僕が1日で100万円も利益を伸ばせるわけがありませんし、年間配当を100万円も貰えるわけがありません。
今の資金、今の投資スタイル、今の許容リスクの中でできることを継続して頑張ろうと思います。
激動相場の昨今、皆さんも他人と比べて色んな思いが湧くと思いますが、自分を見失わずにいきましょう!