立会外分売の分析です! 4441 トビラシステムズ
立会外分売について知りたい方はコチラからどうぞ!
★★★☆☆
【市場】 東証マザーズ
【信用区分】 信用
【目的】 東証1部への昇格要件の充足
(株主数、流通株式比率を満たすために実施)
【分売枚数】 4876枚
【申込上限】 2枚
【分売発表日】 2020年4月10日(金)
【分売予定日】 2020年4月20日(月)~4月24日(金)
【分売発表日 終値】 1580円
【分売実施日前日 終値】 1601円
【分売発表日 出来高】 798枚(79,800株)
【分売実施日前日 出来高】 1801枚(180,100株)
【配当金、株主優待】
10.6円、優待なし
【分売価格】 1537円
【割引率】 4.00%
4月18日(土)最終更新
実質的な分売前日となる17日(金)の終値は1601円ということで、16日(木)から92円も下落して引ける形となりました。
割合でいうと、なんと5.43%
前日の下げ幅としては文句なしです。
分売発表翌日の13日(月)には一時1860円までブチ上げる場面があったので、そのまま2000円台に乗ってしまうか心配でしたが調整しました。
分売価格の1537円は、分売発表日終値の1580円を下回る値決めなので、印象としても良いですね。
ただ、前日出来高は約1800枚となっており、こちらはもう一声欲しかったところです。
全体としては、日経平均株価が600円以上上げた日にここまで調整した&割引率が4%ということで手を出しやすい案件にはなったかなと思います。
テレワークの需要が高まっている中、迷惑電話等のフィルターを手掛けるトビラシステムズはかなり妙味があると言って良いでしょう。
個人的にも思い入れがある銘柄なので参加スタンスとしたいですが、分売当日は朝のチェックができないため悩んでいるところです。
う~ん、数枚だけ特攻しようかな?笑
4月12日(日)執筆
平成最後の上場を果たしたIPO、トビラシステムズが立会外分売で登場です!
現在は東証マザーズに上場していますが、4月27日に東証1部への昇格が決定しています。
今回は東証1部の要件を満たすために立会外分売が実施されます。
トビラシステムズは2019年9月18日に1株⇒3株の株式分割を発表しています。
100株保有していた人は自動的に300株になりました。
(もちろん株価も3分の1に)
しかし、分売枚数は4876枚となかなかの規模となっています。
直近の出来高に目を移してみると、多くても2600枚です。
平均がおおよそ1500枚くらいなので、現在の流動性はもう一声といった状況。
毎度恒例の日足チャートの確認です。
2020年1月から現在までの日足チャートです。
年初来高値は大発会の1月6日につけた2390円。
そこからは下降トレンドとなり、新型コロナウイルスによる市況悪化で3月13日には971円の年初来安値。
一気に3桁まで持っていかれました・・・。
3月下旬からは反発し、分売発表日の終値は1580円です。
そして、今回の分売目的が東証1部の昇格要件を満たすことであり、既に昇格自体は決定していることを受けて、10日(金)のPTSでは1900円台半ばまで高騰しています。
正直、そこまで上昇するのは意外でしたが・・・。
13日以降の株価がどう動くか注目ですが、配当金などの株主還元に乏しく、分売枚数も多いためレッツゴーという案件とは言いにくいです。
個人的には初めてIPOで利益を得た思い出の銘柄なので、当時を懐かしみながら1枚くらいは配分を享受してもいいかなと思っています。笑
立会外分売の朝の板の見方についてまとめた記事があるので、改めて復習したい方は
どうぞ!