立会外分売の分析です! 7034 プロレド・パートナーズ
立会外分売について知りたい方はコチラからどうぞ!
★★☆☆☆
【市場】 東証マザーズ
【信用区分】 信用
【目的】 東証1部への昇格、流動性の向上
【分売枚数】 3000枚
【申込上限】 2枚
【分売発表日】 2020年3月12日(木)
【分売予定日】 2020年3月27日(金)~4月2日(木)
【分売発表日 終値】 2890円
【分売実施日前日 終値】 3465円
【分売発表日 出来高】 897枚(89,700株)
【分売実施日前日 出来高】 794枚(79,400株)
【配当金、株主優待】
共になし
【分売価格】 3343円
【割引率】 3.52%
【 3月26日(木)最終更新 】
東証1部への昇格を狙う立会外分売となっており、分売枚数は3000枚と中規模です。
分売発表日から実施まで少し間の空いた案件となりましたが、その間に株価は激動の一途を辿っています。
日足のチャートが分かりやすいかと思うので載せますね。
分売発表日は黄色で囲んだ3月12日(木)です。
翌日の13日に年初来安値の2390円まで思いっきり下げた後に、最近のコロナ相場に立ち向かって上昇を続けていました。
25日、26日はそれぞれ下落して引けていますが、それでも分売発表日の終値である2890円を大きく超えています。
最近の出来高は1日あたり900枚ほど、多くても1700枚ちょっとなので、分売枚数3000枚と比べると物足りない感じはあります。
これは個人的な意見になりますが、分売発表日から前日にかけて大きく上昇する案件は好きではありません。
株価が上がるとリターンの幅が大きくなりますが、同様にリスクの幅も大きくなるからです。
また、値がさ株に近づくほど僕のような庶民投資家の手が伸びにくくなるからです。
3桁円~1000円台の分売なら「よし、今回は参戦しよう」と思う人も、株価が上がるにつれて「もし割れたら大きく損をしてしまうかも」という気持ちが芽生え、買い意欲が全体的に抑えられてしまう気がします。
今回は3300円台での実施となるので、株価的にはなかなか重い部類になります。
その前には4000円台で推移していたので高値圏ではありませんが、立会外分売という面から見ると美味しい案件にはやはり見えません。
この株価で配当や株主優待がないので、下支えとなるものもありません。
本日3月26日の日経平均株価は1000円近くのマイナスとなり、夕方以降は新型コロナに関するネガティブニュースが飛び交っています。
株自体の値動きに加え、市況も再び悪くなっている状況のため、参加は見送るのが一番安全かなと分析しています。
値引き率は3.5%もあるので寄りで数千円の利益が出そうにも見えますが、僕はそこまで甘くないかなと懐疑的です。
ペンタゴンチャートの上にも掲載していますが、評価は★★☆☆☆としています。
明日は朝の板が見れるのでしっかり見て判断しますが、前日の夜の時点では「不参加」スタンスとさせていただきます!