立会外分売の分析をしていきます! 4599 ステムリム
立会外分売について知りたい方は↓からどうぞ!
立会外分売ってなに?初心者向けに解説しました☆ - にっしーの投資日記
【市場】 東証マザーズ
【信用区分】 信用
【目的】 流動性の向上
【分売枚数】 17000枚
【申込上限】 100枚
【分売発表日】 2020年2月3日(月)
【分売予定日】 2020年2月14日(金)~2月18日(火)
【分売発表日終値】 857円
【分売実施日前日終値】 766円
【分売発表日 出来高】 777枚(77,700株)
【分売実施日前日 出来高】 4263枚(426,300株)
【配当金、株主優待】 なし
【分売価格】 744円
【割引率】 2.87%
さて、ステムリムがついに立会外分売にも登場してきました。
IPO投資家でこの銘柄を聞いたことがない人はいないんじゃないでしょうか。笑
①想定価格3050円からの仮条件が1000~1700円ということで多くのIPO投資家が懸念を抱き
②公募価格が下限の1000円になったことで大多数がブックビルディングをスルーし
③当選した大半の人が辞退し
④一縷の望みを賭けて初値売りに挑んだ全員が爆死するという奇跡的なIPOとなりました(;^ω^)
その後初値である930円を超える場面もありましたが、2月3日現在で857円。
1月下旬からは800円台に突入し、初値も遠くなってきています。
まず始めに、分売枚数が超大量の案件となっていますね。
17000枚を捌くのは至難の業・・・。
そして申込上限が100枚なので、申請した分だけ貰えるんじゃないかレベルのじゃぶじゃぶ具合です(;^ω^)
赤字のせいもあり、配当や株主優待が無いのもマイナスですね。
そして一番気になるのが今回の立会外分売の時期です。
ステムリムが上場したのが2019年8月。そして立会外分売実施は2020年2月。
そう、上位株主のロックアップ(180日)が外れる時期とピッタリ合うのです(;^ω^)
上位株主たちの「早く売りてえ早く売りてえ」という声が聞こえてきます。笑
本当に上位株主の売り抜けである気がしてならないので、2月8日時点での僕のスタンスは「超敬遠」です。
現在株価はヨコヨコ。さあ、2月10日(月)からの週に注目です!
★2月13日(木)更新★
株価は下げに下げてきました。
2019年9月18日につけた年初来最安値797円を割り込み、更にそこから割引されて744円という分売価格になりました。
出来高はおおよそ1000枚くらいで推移していましたが、前日・前々日と2000枚を超えて本日は4263枚でした!
流動性が向上している・・・と思いたいところですが、分売枚数は17000枚なので全く足りていません。
捌くのはかなり厳しいでしょう。
上でも書いたように、大株主のロックアップが今月で解除されることによる「とにかく売りてえええ」分売だと思うので、リスキーな分売になると予想します。
需給が一気に崩れて600円台に突入の可能性も無くはない・・・。
利益を見込めると思う立会外分売に力を入れていきたいので、今回のスタンスは「スルー」になります!
仕事の都合上、明日も満足に朝の板を見れないのが心残りです。
どんな立会外分売であれ当日の板は見たいので、なんとか見れるようにします。
参加される方はどうぞご武運を・・・(*^-^*)